ベトナムは、人生で一番多く訪れた海外かもしれません。なぜか縁があるのです。社会人になってから同期と後輩の計6人で行ったのもベトナムでした。ツアーだったので、現地ではガイドの男性がいつも一緒に行動してくれました。その前にも個人旅行で訪れていたため、観光地にはさほど感動しませんでしたが、今でも思い出すのはフォーの美味しさです。そのガイドさんが案内してくれたフォー屋さんはどこも外れがなく、野菜をたっぷり
初めてのバスツアーはお得満載でした... の続きを読む
日本企業による海外でのホテル事業展開は、昭和六十一年の急激な円高局面以降、強い円の力を背景とした買収によるものが再び盛んとなった。平成二年以降は、高金利政策などによる、いわゆるバブルはじきが徹底したため、買収による海外進出も一頓挫をきたしたものの、すでにハワイ、さらにオーストラリアのゴールドコーストでは、多くのめぼしいホテルが日本企業によって買い占められるに至った。グアムのホテルも、ほとんどが日本
円高、海外への日本人客増加に呼応し日本企業が開業... の続きを読む
江戸時代後期になると、源泉を人間の都合のよい土地へ導き、泉源から遠く離れた場所に新たな温泉場を開発しようという動きが出てくる。そのひとつが、群馬県嬬恋村の大笹集落にかつて存在した、大笹温泉である。大笹は、JR吾妻線万座・鹿沢口駅から車で十分ほどの国道一四四号線沿いの集落で、江戸時代には沼田藩により関所が設けられ、旅人たちが行き交う北国裏街道の宿駅であった。天明三年(一七八三)七月、上信国境に聳える
幻の温泉、大笹... の続きを読む
ホテル、旅館以外の宿泊施設のうち、主なものは民宿とペンションであろう。民宿とペンションは『旅館業法』上、簡易宿泊所営業に区分されることが多い。この両者についても、正確な統計は存在していない。しかし民宿については、社団法人本民宿協会に加盟している施設の一〇倍以上に当たる二万五〇〇〇軒から三万軒弱が、実際営業しているものと推測される。一方、ペンションも昭和六十一年現在二八九四軒(文化交流産業研究所調べ
公的宿泊施設は民間宿泊施設の競争相手に... の続きを読む
私はホンモノの温泉という場合必ず、「源泉一〇〇%かけ流し」と書いている。現在の温泉状況からすると、どうしてもこう書かざるをえないのである。「源泉」とは本来、地中から湧出した温泉そのもののことをいう。だから、正しくはこう言葉を補う必要があるかもしれない。「泉源から湧き出した温泉を調整(加熱したり、殺菌のための塩素、入浴剤等の特別な成分を加えること)せず、井戸水や水道水、沢水などを加えていないという意
「源泉」「一〇〇%」「かけ流し」とは何ですか?... の続きを読む
家庭の風呂の水道水には温泉のように濃厚な成分が含まれてなく、また殺菌のための塩素が入っているため体温が上がりにくい。塩素は体に好ましくない物質ですから、なるべく除去したい。そこで私たちの体は体温を下げることで、その有毒な物質が体内に回りにくくするため、血の流れがそれほど活発にならないようにして侵入を防御しようとするわけです。生体防御系が働くのです。もちろん、温熱効果のことは別にしても、水道水に含ま
冷えは心身の病のもと... の続きを読む
二〇一一年三月の九州新幹線全線開業を機に、指宿枕崎線には「指宿のたまて箱」という沿線の主要観光地、指宿とゆかりの浦島太郎伝説にちなんだ観光特急列車が走りはじめた。JR九州お馴染みのデザイナーのデザインの車両で、クロスシートばかりか、窓を向いて海が眺められるテーブル席も配置されている。一日三往復しているので、乗車チャンスは多い。こうした情報をあらかじめ知っていて、鹿児島中央駅から乗り込んで、クロスシ
二〇一一年三月、JR指宿枕崎線に「指宿のたまて箱」... の続きを読む
トロッコ列車が人気だ。トロッコとは、元々は土木工事用の運搬手押し車で、かつては小さな機関車が土砂や鉱石を満載した数台のトロッコを引っ張る姿も見られた。そうしたトロッコ風の車両に人を乗せてオープンエアの雰囲気を楽しむ趣向の列車は、四国の予土線(当時は国鉄)を走った「トロッコ清流しまんと号」が始まりとされている。一九八四年のことであった。予土線の列車は、無蓋貨車を改造し、簡単な屋根を取り付け、ベンチを
一九八四年、「トロッコ清流しまんと号」に始まるトロ... の続きを読む
海外旅行で最も発生しやすい体調異常は胃腸障害、いわゆる下痢症状です。それは疲れや気象条件なども影響しますが、やはり圧倒的に生水や生の食材に原因があると指摘されています。日本人は欧米人や他のアジア人に比べ胃腸が弱いようです。普段から衛生的な水と食事に慣れて免疫力が弱いのかもしれませんが、東南アジアで食中毒騒ぎを起こしているのは日本人が目立つようです。まず、海外にあっては絶対に生水は飲まないと決めてく
生水・生ものへの注意... の続きを読む
飛行機はおよそ1万メートルの高度を時速約900kmで飛びます。機外の温度はマイナス40〜50℃で、湿度は0%、そして気圧は0・25気圧くらいです。一方機内は室温24℃で、湿度20%、0・8気圧に調整されていて、標高約2000mと同じ環境です。この状態は我々の普段の環境とは当然異なります。そのなかでじっと座ったまま数時間を過ごさなければならないのですから、いろいろな体調変化が生じるのは当然のことと考
機内で欲しい3種の神器... の続きを読む
登別、というよりわが国を代表する名旅館「第一滝本館」の広告が、再び私に快い衝撃を与えてくれた。メインコピーは「本物の温泉をご存知ですか?」である。これに少々長めのコピーが続くが、これがまたすごい内容であった。しかもその他の施設などの説明は一切なし。コピーのすべては、泉質と湯量にのみ費やされていた。その一部をここに紹介する。「温泉の定義を温泉法で調べてみると、「地中から湧出する温水、鉱水、及び水蒸気
登別の「第一滝本館」の泉質、湯量のみが書かれた広告... の続きを読む
ホテルは、JRセントラルタワーズの1、2階にエントランスを持つ。名古屋駅構内からエレベーターロビーにアクセスし、高速エレベーターの「スカイシャトル」に乗り、15階で降り地上70メートルの「スカイストリート」を歩くと、ビルが整然と並ぶ名古屋市内の大パノラマが眼下に広がる。正面にはトヨタ自動車が本社移転を計画している超高層ビルが建築中だ。「スカイストリート」で空中散歩を楽しんだ奥にあるのがホテルのメイ
超高層タワーの全貌... の続きを読む
マニュアルと言えば、以前にこんな話を聞いたことがある。「東京ヒルトンホテルで働いて、何が一番良かったかというと、マニュアルが整備されていたことでした。何か不明なことがあると、いつもマニュアルを開いていましたよ」。これは、かつて同ホテルの営業部で働いていた人の証言である。ヒルトンの発祥地・米国では、日本と違ってさまざまな国籍と文化を持った人々が働いていた。だから、仕事の進め方を文書化した方が確実で間
優秀なホテルマンを輩出した「ヒルトンホテル学校」... の続きを読む
私は年末年始や春・秋の行楽シーズン、夏休みにはなるべく旅行に出かけないようにしている。混雑を避けたいからである。この混雑を避けるということは、また、「高士を極める」際にも重要な条件となってくる。観光客が賑わう季節であれば、カメリアイン雪椿でのご主人との会話や薪ストーブ前での安らぎも、ホテル嵐亭での延命閣でのひとときもなかったのではないだろうか。ホテルニューハコダテで面白い話を聞いたことがある。ある
レトロな街でタイムスリップしよう... の続きを読む
そんな折りも折り、私の手元に西新宿のセンチュリーハイアット東京(七六六室)から一通のニュースリリースが届いた。〇四年二月一三日の日付のもので「五ヶ年計画で大規模改修スタート」とある。それによると、個別に温度設定ができる四管式空調設備を導入すること、客室の統廃合で五〇平方メートル以上の客室を増設すること、エグゼクティブフロアの専用ラウンジを移設・拡大すること、全館にLANケーブルを敷設するなどが述べ
ホテル業界で初の試み... の続きを読む
格安スキーツアーは規制の厳しい時代に、運航便数を維持したい航空会社が、冬場の閑散期に少しでも乗客を集めようとダンピングしていたものだが、パック旅行用の包括運賃(宿泊など地上費を含めて旅行を組み立てる運賃)の価格規制撤廃にともなって、さらに激しく下がった。一泊二日の札幌や函館旅行が、観光付きで二万円を切った。ものまである。レジャー用でお買い得なのは、交通機関と宿は閑散期のダンピング運賃にし、現地の観
徹底的な薄利多売のノウハウを積み重ねた結果... の続きを読む
何度も海外旅行に出かけた人、リピーターといわれる海外旅行好きの関心をも引きつけるような、こだわりの旅行メニューが旅行社の手で用意され、新たな需要発掘が試みられる。こうしたいわば「目的別」コースは、これまでにもすでに多数あった。フランスやドイツで「ワインを楽しむ」や「古城をめぐる」、ヒマラヤやアルプスで「トレッキング」、グリーンランドや北極で「オーロラを見る」など、そのメニューはますます増えている。
こだわりツアーの出現... の続きを読む
日本人は遺伝子的に温泉のプロであったはずだ。ところが最近、ホンモノの温泉を守ってきた温泉経営者から、悲鳴にも似た声を聞く機会が増えている。都会の客「ここの風呂は温泉じゃないわ」山の宿の主「どうしてですか?」都会の客「湯口からお湯が少ししか出ていないじゃないの」山の宿の主「……」なるほど、平成になってから町に誕生している豪華な公共温泉は、例外なく湯口から大量のお湯が浴槽に注がれている。それなのにその
堕落しつつある日本の温泉文化... の続きを読む
バニラの香りの中で、彼は相談に乗ってくれたホテルの担当者の弾んだ声を思い出していた。「オリジナルケーキは私どものホテルの得意分野です。はい、記念のケーキはいかようにもお作りできますとも。は?ケーキの中に指輸、でございますか?すてきなアイディアだと存じます。でも問題はどうやってケーキの中に入れるか、ということでございますよね。指輪をそのままお入れしますと、誤って飲みこんでしまった場合、大変です。けれ
思い出す、担当者の弾んだ声... の続きを読む
町営の温泉施設「御前湯」は最近オープンした公共施設としては珍しく、水を一滴も加えない源泉一〇〇パーセントの温泉を流しっ放しで使用している。そのためお湯の質の良さが口コミで広がり、「御前湯」の入浴客と現在二〇軒近くある温泉旅館の宿泊客は景気低迷が続くなかで、右肩上がりで伸びている。九州で熊本県の黒川温泉とともに最も脚光を浴びている温泉なのである。洋館風の木造三階建ての「御前湯」は、長湯温泉の炭酸泉を
お湯の質の良さが口コミで……... の続きを読む
苦情も多く寄せられるという。いわく□□温泉に泊まったが歯ブラシもなかった、車で行けるとガイドブックに書いてあったので行ったが雪で通れなかった、等々である。実はこうしたこともぜひその対象にしたいと考えている。このような事態は、山奥で本当の秘湯を守る人々に対する無知と勘違いから引き起こされるのである。現代的な生活をしたいと考える人が住めないところで湯を守っているのが、秘湯なのである。そのような場所で通
無知と勘違いから引き起こされる苦情... の続きを読む
飛行機の安全確保のためにチェックインは世界的に早まっています。日本は例外ですが、欧米の多くの飛行場では3時間前からチェック−インが可能です。安全検査は時間がかかりますので、早めにチェック−インをすませておくことが懸命です。では、飛行場で長い時間待つあいだにどうやって過ごしたらよいのか?そのためにあらかじめ工夫しておきましょう。日本の飛行場は例外的に許されていませんが、欧米ではチェック−インやパスポ
待ち時間を工夫する... の続きを読む
ホンモノを見分けるために知っておいていただきたいのは、温泉はお湯の湧出スタイルによって三種類に分けられるということです。これまでの拙著で何度もくりかえし説明してきましたので、ご存じの方も多いでしょうが、ここでおさらいしておきましょう。まず、自然湧出泉。読んで字のごとく、自然に地面から湧いて出てくる温泉のことです。まったく科学技術の力を借りておらず、昔の温泉はみんなこれでした。たとえば草津温泉(群馬
三つの温泉はお湯の湧出スタイル... の続きを読む
私たちはグローバル社会に生きています。そのため英語を学ぶことや、海外旅行にでることは仕事の1つとして捉えていた方がいいでしょう。旅は人を成長させます。しかし何もしていなければいくら外国の地に足を踏み入れたからと言っても成長できません。成長するためには問題を起こしていかなければならないのです。人はなぜ学校に行くのか。そこには問題が沢山あるからです。人の数だけ問題が生まれます。そのため。学校にいくこと
海外旅行も仕事の1つ... の続きを読む
私は家族旅行が大好きです。家族旅行にかかわらず旅行全般が好きなのですが、子供の頃から毎年のように両親がいろいろな場所に旅行に連れて行ってくれて、その中でもとても楽しかったという良い思いでがたくさんあるので特に家族で出かける旅行が好きなのです。今は結婚して子供が産まれ、子供が小さい頃はさすがに旅行に行くことはできませんでした。しかし、1歳を過ぎた頃から毎年1度、夏休みには家族で1泊の国内旅行に行くこ
家族旅行の楽しい思い出作り... の続きを読む